ぐろ~りの雑記

高校野球や大学、プロといった野球中心をブログにしています。

【ドラフト2023】日本ハムドラフト指名総評

先日26日に開催されたドラフト会議。重複の嵐で見ごたえがあり、なかなか面白かったのではないでしょうか。さて、日本ハムは二度の外れから引き当てたのが東洋大・細野 晴希投手。前日に3投手に絞ったと言っていた投手をいい順番に指名して縁があったのが細野 晴希投手だったのかなと思います。正直、前田投手(大阪桐蔭)のときは外せと思いました笑 個人的にどうも今後の成長イメージが浮かんでこないんで、ピークは高校時なのかなってのが理由です。2位以降は野手で占めましたね。2位の進藤 勇也捕手はティフェンス力が高く、二塁送球がよく盗塁阻止率は高いイメージで古川捕手の後輩にあたる上武大学出身です。右中間に伸びる打球を放つ打力もありますが、伏見捕手の様に空振りが多く、ワンバン処理も今一つといったイメージ、守備は練習すれば克服できますが、打撃は評判よりは期待できないのではないかなという感じですね。でも今の捕手メンバーを考えたら正捕手を狙えるだけのものはもっており早く正捕手が決まるといいなと思っています。4位以降は高校生を指名し打撃力に秀でた明瀬 諒介内野手を指名。投手としても152キロを記録するストレートを持っており、二刀流としてやっても面白そうだが。そして、隠し球として挙げた星野 ひので外野手は打撃力はもちろん肩と走力もあり楽しみな外野手です。そして、育成枠では3人とも高校生でどの選手も線が細く伸びしろ十分。育成1位の濵田 泰希内野手は主に外野を守っていたが遊撃手としての能力もあり大型内野手として期待がかかり、身体が出来てくればどのくらいの選手になるか予想がつかないくらいのポテンシャルの持ち主。また2位の平田 大樹外野手も能力が高く、こちらも身体が出来てくればどのくらいの選手になるか楽しみな選手です。

今年はドラフト1位で度会や横山が指名される中、上位でバッテリー強化、そして下位、育成で将来性豊かな長打力のある選手と長身左腕を指名し、即戦力と若手の近年稀にみるいいドラフトをしたのではないでしょうか。強いて言えばもう1、2枚投手を取って貰いたかったのが正直な気持ちだが、なかなかバランスの取れた指名をしたと思います。あとはしっかりと育成し、高校生たちは球界を代表するだけのポテンシャルの持ち主の選手たちである。大渕隆GM補佐兼スカウト部長が言っていた「ドラフトは中長期でやるもの」。正しく今年のドラフトがこの言葉どおりではないでしょうか。このまま今年同様なドラフトをすれば必ず5年後結果は出てくると思うのでこのまま継続して貰いたい。早くも2024年になるが、この年は有望な遊撃手たちが豊富になる予感のある年になりそう。来年は外野だけでなく二遊間強化できればいいですね!

 

glory0301iga.hatenablog.com