ぐろ~りの雑記

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オリックスが昨年のパリーグを制し、3連覇達成!順位予想と結果を振り返る

遅くなりましたが昨年のパリーグ順位予想の答え合わせをしてみようかと思います。

以下は、昨年の順位予想

1位 オリックス
2位 ソフトバンク
3位 西武
4位 ロッテ
5位 楽天
6位 日本ハム

↓順位予想した過去記事

glory0301iga.hatenablog.com

昨年は、予想通りオリックスがリーグ優勝し3連覇達成した年になりました。また、こちらも予想通り最下位となった日本ハムが的中です。

予想外だったのが、2位のロッテですね。シーズン序盤は投手陣も安定しており勝ち星を積み重ねたが、6月以降は苦しい試合が多かったような印象でオリックスを除く4球団も同様だったのか結果2位でシーズンを終えています。佐々木朗季やポランコがいたとはいえ、チーム打率・防御率はBクラスになっていてもおかしくない数字です(チーム打率:.239 チーム防御率:3.40) また西武に関しては、一昨年から投手は安定しており昨年もチーム防御率2.94と上位争いできるだけの投手力を備えながらまさかのリーグ5位。山川選手の不祥事による戦力ダウンは大きかったが、そもそもベテランの中村や栗山に頼る打線では選手層が薄く次世代選手が育っていないのが浮き彫りとなったシーズンであった。

ある意味予想が当たっていたと言えるのがソフトバンクです。絶対的エースであった千賀がメジャー移籍し、先発投手に少々不安が残っていたので、打線が打てない時期にどれだけ投手陣が踏ん張れるかって思っていましたが、先発・中継ぎが踏ん張れない試合が多かったように思え、3位でシーズンを終えました。今年も山川選手を獲得していますが、課題の投手補強はどうでしょうか。

最下位となった日本ハムですが、個人的には勝てる試合をことごとく落としていた印象。若い選手を中心に起用しているとはいえ、監督筆頭に首脳陣の力不足が最下位となった一因と言えるのではないか。昨年は他球団の状態を考えてもAクラスに入るだけのチャンスはあった。試合の流れといった勝負に対する勝とうという采配が見られなかったと感じずにはいられない。一昨年同様昨年もトライアウトの延長だったのか。監督が一番成長しなければいけない気がする。

さて2024年シーズンの順位予想は開幕前に投稿しますが、絶対的エースがいなくなったオリックスの4連覇はかなり苦しいと見ています。中嶋マジック炸裂で4連覇なるか個人的に名将と言っても過言ではない中嶋監督に注目しています。今年の優勝は監督の采配次第で日本ハムも可能性大と見ています。2024年のパリーグ順位予想乞うご期待で!!

FA移籍山川穂高の補償、西武の要求は人的補償+金銭補償か?

昨年、西武からFA権を行使した山川穂高選手が、ソフトバンクへの移籍が決定した。Aランクの山川選手の補償は金銭補償のみ、または人的補償(選手1名)+金銭補償を西武がソフトバンクに求めることができる。そこでソフトバンクのプロテクトリスト28人を予想した。

●投手 16人
・津森 宥紀
・又吉 克樹
・東浜 巨
・有原 航平
・武田 翔太
・甲斐野 央
・和田 毅
・大津 亮介
・石川 柊太
・尾形 崇斗
大関 友久
・藤井 皓哉
・板東 湧梧
・田浦 文丸
・松本 裕樹
・笠谷 俊介

●捕手 1人
・甲斐 拓也

内野手 6人
・川瀬 晃
・今宮 健太
・牧原 大成
・三森 大貴
・周東 佑京
・井上 朋也

●外野手 5人
・近藤 健介
・中村 晃
・柳田 悠岐
・栗原 陵矢
柳町 達


主に外した選手は以下です。
●投手
・杉山 一樹

●捕手
・嶺井 博希
・谷川原健太

内野手
・リチャード

●外野手
・正木 智也

投手を厚くプロテクトしつつ、スタメン野手やサブといったメンバーをプロテクトした。正直、柳町と正木のどちらをプロテクトしようか迷った。ウインターリーグで活躍した正木は来季に期待がかかるが、最終的にはシーズンで成績を残したことを考慮すると柳町と考えた。プロテクトから外れていれば西武は、正木獲得に動くと考えられるが、個人的には打てる捕手・吉田賢吾をおすすめする。大学時代から長打が魅力の捕手である。現状、正捕手が決めかねているポジションだけに捕手獲得もあり得ると考えられる。

【現役ドラフト】2023年の現役ドラフトはどうだった?

昨年から始まった現役ドラフトは、ソフトバンクから阪神に移籍した大竹耕太郎投手とDeNAから中日に移籍した細川成也外野手が大活躍し、環境を変え活躍の場を提供する意味では狙い通りのシステムと言えるのではないでしょうか。今年は何といっても阪神から巨人に移籍する馬場皐輔投手が期待大と言ってよいでしょう。そもそも阪神の投手層が厚いので思った以上の活躍が出来ていないだけで他球団に移れば活躍していてもおかしくないだけの投手。巨人は中継ぎの補強を進めている中、馬場投手を指名できたはちょっと早いクリスマスプレゼントではないしょうか。またオリックスから阪神に移籍の漆原大晟投手や中日からオリックスの鈴木博志投手なんかは緩急をうまく使える投球が出来れば先発として十分戦力として計算できるような投手です。さらに西武からロッテに移籍する愛斗外野手については、外野が不足している印象だったので西武は出して大丈夫?と心配してしまうような選手で、個人的には西武の次世代を引っ張っていくガッツあふれるプレーの選手と思っていました。

さて、日本ハムは誰を指名するのか気になっていたのですが、まさかの外野手で水谷瞬!! いい意味でびっくりしました。俊足で当たれば飛距離十分の長打が魅力の万波中正のような選手。ドラフトでも外野手を中心に指名していただけに外野手の指名はびっくりでした。来年は万波中正以外はレギュラーが決まっていないですから、外野のレギュラー争いは特に熾烈な争いになりそうですね。野村とこの水谷がもし外野のポジションを勝ち取ると面白いと思いました。

今年の現役ドラフトでも移籍してよかったと言えそうな選手が出てきそうで、選手たちには実にいいシステムができたなと実感しました。この中から一人でも多く活躍して欲しいですね。

以下は2023年の現役ドラフトの指名選手です。
セ・リーグ

 阪神 漆原大晟(オリックス

 広島 内間拓馬(楽天

 DeNA 佐々木千隼(ロッテ)

 巨人 馬場皐輔(阪神

 ヤクルト 北村拓己(巨人)

 中日 梅野雄吾(ヤクルト)

パ・リーグ

 オリックス 鈴木博志(中日)

 ロッテ 愛斗(西武)

 ソフトバンク 長谷川威展(日本ハム

 楽天 桜井周斗(DeNA)

 西武 中村祐太(広島)

 日本ハム 水谷瞬(ソフトバンク

オリックスがFA宣言した西川龍馬選手を獲得したことによる人的補償のプロテクト28人を予想!!

先日、広島からFA権を行使した西川龍馬外野手がオリックスに移籍することが決定したとオリックス球団が発表した。今季はリーグ2位の打率.305をマークした外野手である。中距離打者で本塁打も打てる毎年3割前後の打率を残している高いミート力で卓越したバットコントロールの持ち主の選手である。今季、オリックスはリーグ3連覇を成し遂げたとはいえ、打順が固定できていない状況の中、選手の状態を見ながら打順を入れ替えてのシーズンで、この3連覇中も決して打順が固定できているシーズンはなかった。昨年は森友哉選手を今年は西川龍馬選手を獲得し、来季4連覇へ手を緩めない。
西川龍馬選手は金銭または人的補償が必要なBランクの選手で、広島が人的補償を選択した場合、今秋ドラフトで指名した新人選手と、外国人選手を除く支配下選手から28人をプロテクトできる。そこで予想してみたのが以下の28人である。

<投手> 18人
山本 由伸
宮城 大弥
山下 舜平大
山岡 泰輔
田嶋 大樹
東 晃平
山﨑 颯一郎
小木田 敦也
阿部 翔太
宇田川 優希
平野 佳寿
本田 仁海
曽谷 龍平
山田 修義
比嘉 幹貴
漆原 大晟
齋藤 響介
前 佑囲斗

<捕手> 3人
頓宮 裕真
森 友哉
若月 健矢

内野手> 5人
中川 圭太
紅林 弘太郎
宗 佑磨
野口 智哉
太田 椋

<外野手> 2人
杉本 裕太郎
池田 陵真

ポスティングシステムによるメジャー挑戦をする山本由伸選手を筆頭に投手中心のプロテクトメンバーを選出した。野手に関しては必要最低限の選手をプロテクトした形となった。オリックスが3連覇を成し遂げられたのも強力な投手力があってのもので、今季日本一を逃したのは野手の選手層の薄さと考えた結果を考えるとこのプロテクト28人は妥当ではないかと考える。

【ドラフト2023】日本ハムドラフト指名総評

先日26日に開催されたドラフト会議。重複の嵐で見ごたえがあり、なかなか面白かったのではないでしょうか。さて、日本ハムは二度の外れから引き当てたのが東洋大・細野 晴希投手。前日に3投手に絞ったと言っていた投手をいい順番に指名して縁があったのが細野 晴希投手だったのかなと思います。正直、前田投手(大阪桐蔭)のときは外せと思いました笑 個人的にどうも今後の成長イメージが浮かんでこないんで、ピークは高校時なのかなってのが理由です。2位以降は野手で占めましたね。2位の進藤 勇也捕手はティフェンス力が高く、二塁送球がよく盗塁阻止率は高いイメージで古川捕手の後輩にあたる上武大学出身です。右中間に伸びる打球を放つ打力もありますが、伏見捕手の様に空振りが多く、ワンバン処理も今一つといったイメージ、守備は練習すれば克服できますが、打撃は評判よりは期待できないのではないかなという感じですね。でも今の捕手メンバーを考えたら正捕手を狙えるだけのものはもっており早く正捕手が決まるといいなと思っています。4位以降は高校生を指名し打撃力に秀でた明瀬 諒介内野手を指名。投手としても152キロを記録するストレートを持っており、二刀流としてやっても面白そうだが。そして、隠し球として挙げた星野 ひので外野手は打撃力はもちろん肩と走力もあり楽しみな外野手です。そして、育成枠では3人とも高校生でどの選手も線が細く伸びしろ十分。育成1位の濵田 泰希内野手は主に外野を守っていたが遊撃手としての能力もあり大型内野手として期待がかかり、身体が出来てくればどのくらいの選手になるか予想がつかないくらいのポテンシャルの持ち主。また2位の平田 大樹外野手も能力が高く、こちらも身体が出来てくればどのくらいの選手になるか楽しみな選手です。

今年はドラフト1位で度会や横山が指名される中、上位でバッテリー強化、そして下位、育成で将来性豊かな長打力のある選手と長身左腕を指名し、即戦力と若手の近年稀にみるいいドラフトをしたのではないでしょうか。強いて言えばもう1、2枚投手を取って貰いたかったのが正直な気持ちだが、なかなかバランスの取れた指名をしたと思います。あとはしっかりと育成し、高校生たちは球界を代表するだけのポテンシャルの持ち主の選手たちである。大渕隆GM補佐兼スカウト部長が言っていた「ドラフトは中長期でやるもの」。正しく今年のドラフトがこの言葉どおりではないでしょうか。このまま今年同様なドラフトをすれば必ず5年後結果は出てくると思うのでこのまま継続して貰いたい。早くも2024年になるが、この年は有望な遊撃手たちが豊富になる予感のある年になりそう。来年は外野だけでなく二遊間強化できればいいですね!

 

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【ドラフト2023】12球団ドラフト1位予想

今年の12球団ドラフト1位予想をしてみました。4球団が公表している選手を踏まえての予想になります。

公表している中日以外は大学生投手を中心に指名すると予想した結果になります。中日のみ野手指名ですが、リーグ最下位のチーム打率というチーム事情と内外野守れる度会 隆輝(ENEOS)は魅力と感じ、来季に向けて意気込みを感じます。内外野の選手に競争心を煽る効果もあり良い指名と思います。例年よりレベルの高い投手が揃っている今年のドラフトではあるが、野手はなかなか毎年という事もないので、このまま一本釣り出来ればしてやったりではないでしょうか。また、競合予想は常廣 羽也斗(青山学院大)、武内 夏暉(国学院大)、細野 晴希(東洋大)、西舘 勇陽(中央大)と中日以外の球団すべてとなると見ました。現状の球団事情を考えて相応しい投手を予想したのではないかと思います。常廣投手については、先発・抑えが出来る能力から高齢の守護神、またメジャー挑戦する球団が手を挙げ、武内投手は安定感があり試合を作れる投球が魅力で、先発に不安がある球団が手を挙げるのではないかと考えてみました。一本釣りは中日のみ。日本ハムに関しては、武内投手が有力なコメントでしたが、「荒れていて、いきなりアウトローにズドンと来る(投手も)魅力がある。昔、石井一久君が、そんなんだった」の新庄監督のコメントから気になっている事は間違いなく、選手時代の経験から出たコメントと思われる。自身の経験から細野投手に行くのではないかと予想してみました。外れ1位は、古謝 樹(桐蔭横浜大)を予想します。

日本ハムに関しては、中日同様リーグ最下位のチーム打率で打順も定まっていない状況。また打線は12球団一深刻な問題と言っていいのだがドラフトでどういった指名をするのか気になる。今年も中途半端な小柄な遊撃手を取るぐらいなら将来性豊かな横山 聖哉(上田西)を2巡目に、パリーグ向きでセカンドも守れてパワーが売りの廣瀬 隆太(慶應義塾大)が残っていれば3巡目、下位で佐藤 啓介(静岡大)と二遊間中心の指名を目指し、今いる二遊間の選手とは違ったタイプの選手を指名してもらいたい。来年の一番は渡会選手とイメージしていたので来年もかなり厳しい順位になる予感しかならない。

打てる野手が一人入ったところで大きくチームが変わるわけではないが、その積み重ねが大事。それをやってきたのが阪神オリックス。魅力のある野手指名を願う。

さて、今年のドラフトはどうなるのか。