ぐろ~りの雑記

高校野球や大学、プロといった野球中心をブログにしています。

【ドラフト2023】隠し玉的な選手を紹介!!

この時期になるとYouTubeでドラフト指名予想をあげているチャンネルが多数扱っており、個人的にいいと思った選手が出て来なく、もしかして隠し玉的存在なのかと思わせる選手をあげてみたいと思います。隠し玉レベルじゃない選手も挙げるかもなのでその辺は優しい目でお願いします。

大山 凌(東日本国際大)

制球力に関してはいまひとつなところがあり、投げ終えた後一塁側に体が流れてしまう傾向があるが、多彩な変化球の持ち主で、どの球種も勝負球に出来そうな質の高いレベルである。牽制もうまく、隠し玉的な右腕投手。
https://www.youtube.com/watch?v=z_GChz82AQY&t=10s

後藤 凌寿(東北福祉大)

大学日本代表候補となっているので隠し玉ほどではないが実力はある投手。ただ、今年の秋のリーグも2試合しか登板がなく、冬に怪我したところの状態が思わしくない可能性もある。制球も良く回転のいいストレートを投げ、落ちる決め球を持っている。
https://www.youtube.com/watch?v=FsEEj85XJNQ


星野 ひので(前橋工)

スケールの大きい右のスラッガータイプ。体格どおりパワーが魅力の選手で足も速い部類で動きも悪くない。守備走塁の意識も高く、もしかすると上位で指名する球団があるかもしれない逸材。
https://www.youtube.com/watch?v=xVdck0ju8qE


北川 陸翔(立命館宇治)

夏の甲子園にも出場している選手でご存じの方もいるかと思いますが、何といっても打撃の選手。球足の速い打球を見てもパワーがあることが分かり、カウントによって打撃を変えられる意識の高さは今後に生きてくる。
https://www.youtube.com/watch?v=z-DasQGgTxw

平田 大樹(瀬田工)

細い選手でありながら当たればあっという間にスタンドインするだけのパワーを持っている。俊足でもあり、身体ができてくれば球界を代表するだけの選手になる可能性を秘めた外野手。


以上、5選手を紹介。2投手と3外野手でいずれも指名されるだけのものは持っていると思われる。特に大山 凌(東日本国際大)は多彩な変化球を持っており、制球力さえ向上すれば早い段階から活躍するのではないかなと思う。ドラ1候補に負けないだけのは持っている。

【ドラフト2023】日本ハムファイターズのドラフト1位予想!!

【ドラフト2023】日本ハムファイターズのドラフト1位予想!!

今週木曜に迫ってきたドラフト会議。今後のチーム力を左右する重要なイベントの一つといっても過言ではない。先日、日本ハムファイターズのスカウト会議があり、大渕隆GM補佐兼スカウト部長が「ドラフトは中長期の指名をするものだと僕は理解しています」としたコメントを述べており、これを読み解いてドラフト1位選手を予想してみたいと思います。

日本ハムファイターズの現状

近年、ドラフト戦略がうまくいかず歯車が外れたように低迷し続けている日本ハムファイターズ。2016年の日本一を最後に低迷し続け、今年で5年連続Bクラスの2年連続最下位中で、まさに最弱球団にまで転落した球団である。2016年は2005年よりGM補佐であった吉村浩氏がGMに就任した年で、最弱にした戦犯の一人でもある。昨年から稲葉篤紀氏がGMに就任している。今オフは、ポスティングシステムを容認した上沢直之投手に、FA宣言するか注目を集めている加藤貴之投手の2投手の去就の可能性があり、伊藤大海投手を入れた3本柱の2本を同時に失う可能性がある。

来季の先発投手は!

今オフは3本柱の上沢直之投手、加藤貴之投手が抜けることを想定して、来季の先発陣を考えてみる。まず伊藤大海投手、残留するポンセ投手に、今年100イニング以上投げた上原健太投手の3投手を柱にローテーションを組むとみられ、この他に金村尚真投手、北山亘基投手、根本悠楓投手、田中瑛斗投手、ロドリゲス投手と鈴木健矢投手も入れたローテンションが考えられ、今年1軍マウンドで経験・実績をそれなりに築き上げた投手で、来季への飛躍が期待できる若手投手たちが存在する。また、先発として新外国人投手の加入も予想されるため、是が非でもドラフト1位は投手ではなくても良い現状である。

来季のスタメン選手は!

来季のスタメン選手をあげる前に前回日本一となった2016年の主な打順を以下に記載する。

1番・西川遥輝
2番・近藤健介
3番・大谷翔平
4番・中田 翔
5番・田中賢介
6番・陽 岱鋼
7番・レアード
8番・大野奨太
9番・中島卓也

このように上位打線から7番までは長打もあり打てる選手が揃っている。では、2023年の主な選手を以下に挙げると

・野村佑希
清宮幸太郎
・万波中正
・マルティネス
・奈良間大己
・上川畑大悟
・伏見寅威
・松本 剛
・郡司裕也

となり、長打を期待できる選手も少なく打てない選手が揃っており、万波中正選手と清宮幸太郎選手以外はあまり期待が持てず、それ以外の選手が来季、飛躍的に成績を残せるかは正直皆無で打てる即戦力野手は必須事項と言える。

今年のドラフト候補は!

新庄監督が「何人いても困らない」と投手獲得を希望したようで、確かに新庄監督が言っているように投手は何人いても困らない。また今年の大学生投手たちは例年に比べてレベルの高い投手が揃っており、その投手をみすみす手放すのが惜しいのも実情である。ただ、久しく出てこなかった長打力もあり打てる即戦力野手である度会隆輝選手(ENEOS)を指名しないのも現状のチームを考えるととても惜しい。

ドラフト1位は?

大渕隆GM補佐兼スカウト部長が「ドラフトは中長期の指名をするもの~」また、球団幹部は「基本は能力が一番。今年のナンバーワンの投手。~」ということで、ズバリ前田悠伍投手(大阪桐蔭)。ドラフトは中長期の指名ということで即戦力とは限らないと読み取って、U-18の韓国戦や決勝の台湾戦で登板した内容を踏まえ、現大学投手の能力と前田悠伍投手の4年後を想定した能力を比較してナンバーワンの投手と考えた。大学生投手のスピードボールはさすがにレベルが高く、4年後の前田悠伍投手がこのスピードボールを投げられるかは不明だが、教えて投げられるものでもないストレートとチェンジアップの腕の振りが同じで、チェンジアップで空振りを取るシーンをよく観た。また壮行試合でも大学生相手に同様なシーンを観ており、レベルの高い大学生相手にも通用することを証明したのを踏まえると十分にナンバーワンの投手と言え、ドラフト1位と予想する。

外れ1位は?

ここは個人的な希望で、「来季のスタメン選手は!」で述べた通り、即戦力野手が必須と考えるのでENEOS・度会隆輝選手を推す。指名されていれば上田西・横山聖哉選手。2巡目の最初の球団でもある中日がこの横山選手を指名する可能性が高いため、好素材の野手はなかなか毎年出てくるものではないので1位でも十分な選手と見ている。この二人とも取れなければドラフト失敗と言っていいほど日本ハムファイターズにとって今年のドラフト注目選手と見ている。投手を指名するなら古謝樹投手(桐蔭横浜大)。大学日本代表に選出された投手が中心にドラフト1位指名されると予想し、その中で二人いいなと思った投手の一人。線も細くまだ未完成な身体で出所が見えずらい投球と柔らかさがとても良かった。現能力でも十分だがまだまだ上積みが見込めるだけのものもあり楽しみな投手でもある。

日本ハムファイターズの現状は下位を打つような選手ばかりが集まっており、上位打線を打つ選手が少ないと感じている。また、近年は魅力を感じない中途半端な選手の指名が続いており、久しぶりに期待したい野手の指名をしてもらいたいと願う。さて、誰を指名するのか?どうなる?

【ドラフト2023】日本ハムファイターズのドラフト1位指名はこいつだ!!

ドラフトを見れば今後の順位が分かると言っていいほど重要なイベントのひとつ。日本ハムはお世辞にも近年いいドラフトをしているとは言いがたい指名を続けている。そこで現戦力からこの選手は現戦力を考え、ぜひ指名してほしい選手を紹介したいと思います。

現戦力は!!

まず現戦力だが、今オフも選手の去就の危機に面している。その選手はポスティングシステムでメジャー挑戦を容認された上沢直之投手とFAの加藤貴之投手です。加藤投手については球団から条件提示があり交渉中とのこと。この先発の柱の2投手が欠けてしまうと大打撃となります。ただマイナス面ばかりイメージしてしまうが、力をつけてきた若手投手にとってチャンスと捉えることもできます。今年はこの2名の他に伊藤大海投手を入れた3投手を中心にローテーションを回している。そして、その次に100イニング以上投げた上原健太投手が存在する。上原投手はキャリアハイの成績を残し、ようやく花が開いた遅咲きの投手で、来季も引き続き期待したい投手です。また北山亘基投手や鈴木健矢投手は先発の経験をして来季こそ飛躍の年にしたいところ。さらに金村尚真投手と根本悠楓投手やソフトバンク戦で好投した田中瑛斗投手についても先発の一角を狙えるだけのものを見せてくれ期待できる投手です。ポンセ投手と来季先発転向となるロドリゲス投手は再契約となり、さらに一昨年先発で好投し、昨年の後半に右ひじを痛めた立野和明投手は右ひじ痛の影響もなく1年を送れ、再び1軍での活躍に期待が高まっている。チャンスをあげれば活躍の可能性を秘めた投手は揃っており、上沢投手や加藤投手が万が一去就したとしても、戦力ダウンはするかもしれないが、未知数の可能性を秘めた楽しみな投手たちが揃っている。この投手陣の状況とは反面に野手に関しては、新庄監督2年目のシーズン終了しても将来的にどういった打線や選手像が見えてこなかった。一番活躍し魅了した選手と言っても良い、本塁打王争いをした万波中正選手を例にしても4番にしたり、打てなくなったら5番や下位に下げたり、本塁打争いを繰り広げている時期では1番に固定するなど今後どう育てていきたいのかまったく伝わってこず、将来的な打線が見えてこなかった。シーズン終了後に新庄監督がドラフトで投手獲得熱望という記事があったが、この日替わりの打順のやりくりは選手が揃っていないと捉えて良いだろう。要するに人材不足。投手は何人いても困らないが、野手は何人いても使えない通用しない選手がいても役に立たない。12球団ワーストのチーム打率.231の数字から見ても2年連続最下位という最大の要因は使える選手が少ないと言えるのではないだろうか。ではポジション別に1つずつ考えてみる。まず捕手。今年はFAで獲得した伏見選手を中心にやりくりしていたがオリックス戦以外ではまったく打てない印象で、シーズン途中からマルティネス選手と兼任でマスクを被る試合が目立ったが最終的には主体とする選手は見当たらなかったと言える。ただシーズン終盤、田宮選手が攻守両面でアピールする活躍を魅せ、先日、フェニックスリーグの阪神戦でも主力がスタメンに並ぶ試合で2つの盗塁阻止をするなど柔らかい打撃に盗塁阻止といった強肩を武器に来季の正捕手争いに名を連ねそうな勢いで、他にも古川選手や郡司選手と若手捕手で切磋琢磨しながら育っていけばよいポジションなので即戦力というよりは高校生といった育成に時間をかけられる選手が入れば指名する感じでよいと考える。一塁手三塁手については清宮選手やマルティネス選手といった選手がいるので不要とする。続いて二遊間。守備面ではまだまだ改善の余地はあるが打撃面でそこそこ使えそうかなと思わせた奈良間選手がいるが、それ以外のほとんどの選手が打撃面で物足りなさがある印象。打てる選手は欲しいポジションである。続いて外野も万波選手以外は物足りない。野村選手や郡司選手がシーズン終盤レフトの守備に就くことがあったがそれだけ外野も空いている証拠である。という事でポジション別で考えると二遊間と外野手が補強ポイントと言える。また、打線を考えてもしっかりとした上位打線が組めていないことから上位打線を任せられる選手の獲得が望ましい。

今年のドラフト指名候補たち

今年は大学生投手は大豊作の年で大学日本代表に選出された投手は例年まれに見る実力者揃いである。先日、広島が1位指名公表した青学大のMAX155キロ右腕・常広羽也斗投手を筆頭に国学院大・武内夏暉投手や東洋大・細野晴希投手、中央大・西舘勇陽といった投手が揃っている。プロ志望届を出した大学生だけでもMAX150キロ以上を投げる投手は40人以上いる。名が売れている投手以外にも隠し玉的な存在でプロで活躍するだけの逸材はゴロゴロいそうな年である。また社会人でも2年前に指名漏れしたトヨタ自動車・松本健吾投手や三菱重工West・竹田祐投手、日本通運・川船龍星投手、TDK・権田琉成投手といった投手も順調に成長している。まさにスカウトの目が試されるといっても過言ではない。野手では最大の目玉でもあった佐々木麟太郎選手が米国の大学へ留学する方針でプロ志望届を出さなかった。また「プロ野球ドラフトちゃんねる」のスカイA公式で、元メジャーリーガーで中日・阪神で活躍した福留氏が俺の2世が現れたと発言したENEOS・度会隆輝が即戦力野手として評価が高い。


日本ハムの現状を考えるとこの選手は必要不可欠!!

今年のドラフト1位は ”渡会隆輝” と考える。
横浜高校時代は二塁手、現在は社会人野球の強豪ENEOSで主に外野手で出場し、二塁手といった内野の練習もしている内外野守れる強みがあり、特に注目するのがミート力。あまり三振するタイプでなく、率も残し長打力のある打撃が特徴の選手で勝負強さも兼ね備えるタイプである。昨年の都市対抗野球では橋戸賞・若獅子・打撃賞と三冠に輝き、その年の社会人ベストナインに選出された実績を残している。今年の都市対抗野球では思うような成績を残すことはできなかったが、それでも今年も引き続き好成績を残している。現状の日本ハム二塁手・外野手が空いている状況。特に二遊間は長い間固定できていない。内外野守れる強みもあり、将来的に二塁手の主力としてドラフト1位指名を推す。

またドラフト2位は横山聖哉(上田西)。遊撃手で大型選手の割には小柄な選手のような軽快な動きで取ってから投げるまでの速さが突出しており、肩の強さや走塁を見てもかなりの好素材な選手。打撃面についてはタイミングの取り方に改善の余地はあるものの上からしっかりと打て高いミート力を備えており長打力も期待できる。順調に成長すれば2,3年後には1軍で通用するだけのポテンシャルを秘めている。他球団も高評価な選手だけに消えているもしかするとドラフト1位で消えている可能性のある選手だ。

プロ野球ドラフトちゃんねる」スカイA公式
【超目玉】ENEOS度会隆輝「社会人No.1スラッガー」を徹底取材!かつて社会人No.1バッターと称された福留がスタジオで度会の魅力を実演解説!
https://www.youtube.com/watch?v=6jbjOr230GE&t=29s

今年は、大学投手勢に上位候補の選手が多く、その影響からか好素材の高校生は進学希望者が多い年となった。ただ、1年目から二けた勝利するほどの即戦力投手は少ない気がする。投手は毎年素材のいいのが多い。現状の日本ハムの戦力を考えても上位指名は即戦力野手間違いなしの渡会隆輝選手で良い、野手が望ましい状況と言える。

果たして誰をドラフト1位指名するか!!

【日本ハム】2023年のシーズン総評

2023年度の試合は10月5日をもって全試合を消化し今シーズン終了となった。今年は日本一を目指すと公言したシーズンに対しての総評と改善点を述べていこうと思います。また、10月に入り、今後のチーム力を左右するドラフト会議についても少し触れ、また、FA選手獲得についても話そうかと思っています。

なぜ2年連続最下位なのか?
今年も早いものでシーズン終了し、予想通り最下位で終えた日本ハムファイターズ。新球場で迎えながら成績は昨年と変わらず最下位。頻繁にトレードや外国人補強をしたが、結果は昨年から1つ増えた60勝と結果に結びつかなった。現状の選手層から悲観的な目で見ているファンは多いかもしれないが、7月の大型連敗があったのに、得失点差の数字を見ると8月末時点ではプラスであった。(下部の別記事参照)最終的には-32で今季最下位という順位となったが、少なからず8月末までは最下位に甘んじる数字ではなかった。9月に入り新庄監督続投報道後は、より負け数が増した感があり、失点が多くなったように感じた。少なからずこの報道の影響はあったと考えられる。若い選手が多い現状で成長過程のチームと見られるが、選手だけではなく、監督自身も成長しなければいけないチームである。ベテランを度外視した選手登録が目立ち、若手主体の構成で今年もトライアウトの延長戦と見て取れた。2年連続最下位という不名誉な成績は監督が未熟なゆえの結果である。監督がこの結果をどう捉えているかによって来季の結果に繋がる。個人的には他球団の状態を見てもCS争いは十分に出来たとみている。

クリーンアップを打つ選手が足りない!!
観ていて思ったことは、クリーンアップを構成する人材が不足している。相手チームより打っている試合は多かったイメージだが、なぜか点が取れていない印象の試合が多かったように感じる。打っても単打が多く得点に結びつかない展開が多かったということ。チャンスで打てないイメージである。チーム打率も12球団最低の.231と数字からわかる通り打っていない。また、三振も多く1111個はリーグ最下位の数字で長距離打者が多いわけでもなく、ただ能力が低いからと見てよいだろう。なので一番の敗因は攻撃力と言える。若い選手が多いから打てないのではなく、野手に力を入れたドラフト指名をしてこなかった結果ではないだろうか。ちなみに防御率は3.08と12球団中4番目と好成績である。

先日、新庄監督は投手を獲得してほしいと懇願した記事を目にしたが、現状一番に着目するのは、クリーンアップをしっかり構成する人材確保である。外国人を補強するのではなく、しっかりとドラフトで指名し、クリーンアップに相応しい選手にすること。現状では、万波中正ぐらいで清宮・野村・マルティネスは物足りなさがあるがとりあえずといった候補で、競争心を仰ぐ目的もあり、クリーンアップ候補の選手獲得が不可欠である。特に二遊間は致命的で長打力もなく率も残せない選手が多いポジションである。第一に補強するポイントと挙げても良いだろう。現状で二遊間選手で任せられる選手は皆無であり、ドラフトで指名する事をお勧めしたい。守備走塁は練習すればレベルアップするが打撃は一朝一夕で上達するものではない。

ドラフト1位候補は?
10月26日に開催されるドラフト会議での1位指名推し選手を投手・野手各1名ずつ紹介する。まず投手は桐蔭横浜大の古謝樹投手。見た目の印象はとにかく細い印象。この細い身体から150キロを超えるストレートを投げ、変化球・制球ともに高いレベルの左腕投手である。線が細く、身体が大きくなればもっと球速が伸びそうな点も評価ポイントで伸びしろ十分なおすすめしたい投手である。続いて野手は、ENEOSの度会隆輝内野手。これまで外野手として試合に出場しているが、今年からセカンドの守備練習もしている。昨年の都市対抗では、大会通算打率.429、4本塁打橋戸賞(MVP)、若獅子賞(新人賞)、打撃賞の3冠に輝いている。これ以降、大きな大会では成績を残せてはいないが、今年現在(2023/10/9付)の年間成績は、打率.323、2本塁打出塁率.350、長打率.427と昨年より長打力は下がっているが、打率、出塁率を伸ばしている。高卒3年目という事もありまだまだ伸びしろもあり、現状の日本ハムに相応しい選手である。今年は、大学投手大豊作の年であるため、現状のチーム状況から度会隆輝をドラ1位指名してもらいたいところだが果たして誰を指名するのか。

主砲が欲しい!!
FA選手に参戦しそうな日本ハムファイターズ。その中でもやはり計算のできる野手の獲得は必須事項である。その中でも注目したいのが去就しそうな中田翔山川穂高の二人。両名とも実績十分で若手への影響力がある選手たちでもある。中田に関しては、暴力事件がきっかけで巨人に移籍した経歴があるが、その被害者でもある井口が退団したことにより、本人の気持ち次第では復帰もあるのではないか。また山川については、不起訴となったが性的暴行事件が話題となった選手で、その影響もあり、もしFA宣言しても人的保障はされない可能性が高いだけに獲得しても弊害がないので、獲得する可能性は十分にある。近年、外国人野手は失敗続きで、外国人野手を獲得するよりもより確実なFA選手でチーム力を上げてみてはいかがだろうか。

 

glory0301iga.hatenablog.com

 

【U-18壮行会】侍ジャパンU-18壮行試合 高校日本代表 対 大学日本代表

侍ジャパンU-18壮行試合 高校日本代表 対 大学日本代表」に出場した選手から気になった選手を取り上げてみました。

この試合は終始、大学日本代表の強さが際立ったこともあり、レベルの差を実感させられた高校生たちにとっては貴重な体験ができた試合だったのではないでしょうか。では、高校生から紹介しましょう。

まず最初は、高校日本代表の先発として登板した前田悠伍投手(大阪桐蔭)。高校BIG4の一人として有名な彼だが、夏の大阪大会では惜しくも決勝で履正社に敗北し甲子園を逃した。全盛期に程遠い状態の登板が続いているという事だったが、この試合では最速145キロのストレートでそれ程速いわけではないが空振りやファールが取れており、ストレートと同じ腕の振りから投じられる得意のチェンジアップは十二分に上のレベルにも通用することが証明できた。全体的に見ても完成度の高い左腕投手だけにプロ志望届を提出すれば上位指名確実なだけのものを持っている。ただ、伸びしろはあまり感じないだけにプロで活躍できるかは疑問を感じるが。。。

続いて木村優人投手(霞ヶ浦)。前田とは違い粗削りな投手。150キロを計測したことで一躍注目された投手だが、この試合を観た限りだとストレートよりもフォークがとても魅力な右腕投手と感じた。宗山に投じたフォークを観るまでは正直期待外れな感じだったが、空振り三振を奪ったフォークは一級品。角度のあるストレートだけなら特に注目するほどのレベルではなかったが、このフォークは上のレベルでも十分に武器となると感じた。変化球が多彩という事で器用である点も含めて将来性豊かな楽しみな投手である。

以上2名の高校生とは違い逸材の多い大学生たち。投手陣は最速150を超えるストレートを投げる投手が集まり、その中でもプロ1年目から二けた勝利できるだけの完成度と武器がある大学日本代表のエース・下村海翔投手(青山学院大学)。小柄な投手だが、150キロを超えるストレートとカットボールやスライダー、カーブ等投げる。特に切れ味鋭いカットボールは一級品の変化球で日米大学野球選手権大会でもアメリカの打者をきりきり舞いとさせた代物である。投手力に不安のある球団は喉から手が出るほど欲しい投手だろう。

続いて細野晴希投手(東洋大学)。この日に自身最速の158キロを更新した。制球はアバウトだが最速158キロのストレートにキレのいいスライダーを投げる。スピードボールだけではなく、キレのいいスライダーもあるのは魅力。体格からもわかる通りスタミナも持ちわせており、こちらもプロ1年目からローテーションに入るだけの逸材である。

次に武内夏暉投手(國學院大学)。角度がある150キロを超えるストレートが魅力の左腕投手。中継ぎなら即戦力として面白い左腕投手。

この日に登板した大学生投手はどの選手もドラフトにかかるだけのものは持っている。特に草加や常廣、古謝は即戦力というよりはまだ伸びしろがあり、まだまだ成長の見込みがありそう。

野手では大学3年生に逸材が多く、攻守で活躍の宗山、4番の西川が挙げられるが、個人的には高校時代から成長が感じられた大学2年生の宮下が印象的だった。

西舘勇陽(中央大)や高太一(大商大)といった大学日本代表に選出されなかった選手にも逸材が多く、大学投手中心に今年のドラフト上位指名されると注目している。誰がどの球団で順位はどのくらいなのか興味深い。

【プロ野球2023】今シーズンのこれまでの日本ハムファイターズの戦いぶりの評価と来季監督について

残り試合も30試合を切った今年のシーズン。そこで、これまでの日本ハムファイターズの戦いぶりの評価と来季監督について話したいと思います。

よく貧打貧打と言われており、若手選手を中心に育成しながらの戦いをしていると言われているが、1軍経験の少ない選手が多く、若手選手を起用せざるおえない状況である。これは今まで何も考えずにその場限りの対応や将来的に主力となる選手の指名をしてこなかった、ならなかったスカウトの眼力や無能なフロントのドラフト戦略によるものが大きく影響している。投手中心で野手は二の次、三の次といったドラフト戦略によるもの。現状の野手の戦力は、清宮・万波は1軍経験を積ませれば今の成績ぐらいどの監督でも遅かれ早かれ残せるだけのポテンシャルは十二分に備わってる選手である。全体的に見ても個々の選手能力を考えればよくやっているのではないかと思う。残念と言えば成長の跡があまり感じ取れない野村やもう少し早めに1軍経験を積ませられなかったのかと思う奈良間に対しての首脳陣の起用についてである。ファームでも有薗や阪口の成長が感じられないのも下からの底上げが不十分と感じる。一方で投手に関しては、上原がようやく先発の一角を任せれれるだけの結果を残し続けている。また、新守護神には現役ドラフトで獲得した田中、中継ぎで活躍を見せている河野、福田、池田と安定した投手陣を築いている。他にも経験豊富な宮西、杉浦、堀が控えており、2軍には田中瑛斗が少々調子の波はあるもののだいぶ安定感のある投球ができるようになってきた。さらに福島、柳川も成長を見せている。今オフは上沢のメジャー挑戦やFAの加藤と主力の流出の可能性はあるものの、この二人の代わりとなる投手はいないが大きな戦力ダウンになるような戦力ではない。現状の投手力は12球団でもトップクラスの力はあると感じている。現時点(2023/8/28時点)でのチーム防御力は2.97とリーグ2位、全球団からでも3位である。総得点397、総失点393の得失点差も+4で、楽天・西武は-50と、何故、この順位なのか理解に苦しむ結果を残している。(【得失点差】オリックス:+80、ロッテ:-14、ソフトバンク:+13、楽天:-45、西武:-53)一番の原因は現監督の能力による結果ではないだろうかと疑問を持つ。試合を観ていても他球団と戦力の差は感じず、逆に勝っていると感じることが多い。昨年はトライアウト、今年は新球場元年で日本一を目指すと最高のリップサービスを発して監督の知名度もあり観客入りは上々だろうが今の結果では来季も不安である。

そこで来季ぜひお勧めしたい監督は”鶴岡慎也”である。

昨年まで現役選手であり、今年は解説者として内外でみてきた鶴岡慎也を新監督に迎えてくれないかと切実に思っている。選手時代はソフトバンクに一時在団した経験もあって他球団の経験もある。また、現選手の特徴も分かっているだけにこれ以上の適任者はいないと考えている。名監督は捕手出身者が多く、オリックスの現監督の中嶋監督も捕手出身ととても多い。中嶋監督は少々のミスや失点をしたところで交代させたり、翌日からスタメンを外すことなく、選手を信頼し使い続けながら成長を促し結果を残してきたとても我慢強く、辛抱強く、そして、試合に勝ちながら結果を残してきた監督でもある。この中嶋監督のようになってくれるだけのものを持っていると私は期待している。

常勝球団を今一度めざすため”鶴岡慎也”を推す。

【大学野球】日米大学野球選手権大会 20230708

日本       |0|1|0|3|0|0|0|0|1|5
---------+------------------------------
アメリカ|0|0|0|1|0|0|0|1|0|2


1 中 中島 大輔 180/78 右左
左飛、遊ゴロ、左飛、空三振、右飛
2 右 天井 一輝 177/79 右左
遊安、ニゴロ、左安、中飛
3 遊 宗山 塁  175/79 右左
一ゴロ、左飛、左飛、左飛、左飛
4 左 西川 史礁 182/81 右右
遊ゴロ,左2、ニゴロ、中安
5 一上田希由翔 183/93 右左
四球、右2①、中飛、中飛
懐が深く、柔らかい打撃をする選手。
6 三 佐々木 泰 177/77 右右
二飛、四球、投ゴロ、右飛
7 指 廣瀬 隆太 182/91 右右
空三振、右中2①、遊ゴロ、左本①
三振も多く、率を残すタイプでもないが、勝負強さ・長打力が魅力。
下位打線にいるととても怖い打者。
8 捕 進藤 勇也 182/90 右右
右中2①、ニゴロ①、左飛、空三振
右中間への打球が伸びる打撃は魅力。スローイングもまずまずで、問題はワンバウンド処理。プロで捕手としてやっていけるかはワンバウンド処理次第。
9 二 熊田 任洋 174/76 右左
空三振、投ゴロ、遊ゴロ
 打二 辻本倫太郎 左飛

下村 海翔 174/73 右右 MAX153km スライダー・チェンジ・カーブ・フォーク
コントロールのいい投手。特に右打者のアウトローのストレートがいい。多彩な変化球を駆使して打たせて取るタイプ。個人的にプロでは中継ぎが合っているように思っている。

武内 夏暉 185/90 左左 MAX149km スライダー・カーブ・チェンジ・ツーシーム
直球で空振りやファールが取れるのが良く、全球種がストライクゾーンで勝負できる。左投手であることもありドラフト1位候補間違いなし。