ぐろ~りの雑記

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【プロ野球2023】今シーズンのこれまでの日本ハムファイターズの戦いぶりの評価と来季監督について

残り試合も30試合を切った今年のシーズン。そこで、これまでの日本ハムファイターズの戦いぶりの評価と来季監督について話したいと思います。

よく貧打貧打と言われており、若手選手を中心に育成しながらの戦いをしていると言われているが、1軍経験の少ない選手が多く、若手選手を起用せざるおえない状況である。これは今まで何も考えずにその場限りの対応や将来的に主力となる選手の指名をしてこなかった、ならなかったスカウトの眼力や無能なフロントのドラフト戦略によるものが大きく影響している。投手中心で野手は二の次、三の次といったドラフト戦略によるもの。現状の野手の戦力は、清宮・万波は1軍経験を積ませれば今の成績ぐらいどの監督でも遅かれ早かれ残せるだけのポテンシャルは十二分に備わってる選手である。全体的に見ても個々の選手能力を考えればよくやっているのではないかと思う。残念と言えば成長の跡があまり感じ取れない野村やもう少し早めに1軍経験を積ませられなかったのかと思う奈良間に対しての首脳陣の起用についてである。ファームでも有薗や阪口の成長が感じられないのも下からの底上げが不十分と感じる。一方で投手に関しては、上原がようやく先発の一角を任せれれるだけの結果を残し続けている。また、新守護神には現役ドラフトで獲得した田中、中継ぎで活躍を見せている河野、福田、池田と安定した投手陣を築いている。他にも経験豊富な宮西、杉浦、堀が控えており、2軍には田中瑛斗が少々調子の波はあるもののだいぶ安定感のある投球ができるようになってきた。さらに福島、柳川も成長を見せている。今オフは上沢のメジャー挑戦やFAの加藤と主力の流出の可能性はあるものの、この二人の代わりとなる投手はいないが大きな戦力ダウンになるような戦力ではない。現状の投手力は12球団でもトップクラスの力はあると感じている。現時点(2023/8/28時点)でのチーム防御力は2.97とリーグ2位、全球団からでも3位である。総得点397、総失点393の得失点差も+4で、楽天・西武は-50と、何故、この順位なのか理解に苦しむ結果を残している。(【得失点差】オリックス:+80、ロッテ:-14、ソフトバンク:+13、楽天:-45、西武:-53)一番の原因は現監督の能力による結果ではないだろうかと疑問を持つ。試合を観ていても他球団と戦力の差は感じず、逆に勝っていると感じることが多い。昨年はトライアウト、今年は新球場元年で日本一を目指すと最高のリップサービスを発して監督の知名度もあり観客入りは上々だろうが今の結果では来季も不安である。

そこで来季ぜひお勧めしたい監督は”鶴岡慎也”である。

昨年まで現役選手であり、今年は解説者として内外でみてきた鶴岡慎也を新監督に迎えてくれないかと切実に思っている。選手時代はソフトバンクに一時在団した経験もあって他球団の経験もある。また、現選手の特徴も分かっているだけにこれ以上の適任者はいないと考えている。名監督は捕手出身者が多く、オリックスの現監督の中嶋監督も捕手出身ととても多い。中嶋監督は少々のミスや失点をしたところで交代させたり、翌日からスタメンを外すことなく、選手を信頼し使い続けながら成長を促し結果を残してきたとても我慢強く、辛抱強く、そして、試合に勝ちながら結果を残してきた監督でもある。この中嶋監督のようになってくれるだけのものを持っていると私は期待している。

常勝球団を今一度めざすため”鶴岡慎也”を推す。