ぐろ~りの雑記

高校野球や大学、プロといった野球中心をブログにしています。

【ドラフト2023】日本ハムファイターズのドラフト1位予想!!

【ドラフト2023】日本ハムファイターズのドラフト1位予想!!

今週木曜に迫ってきたドラフト会議。今後のチーム力を左右する重要なイベントの一つといっても過言ではない。先日、日本ハムファイターズのスカウト会議があり、大渕隆GM補佐兼スカウト部長が「ドラフトは中長期の指名をするものだと僕は理解しています」としたコメントを述べており、これを読み解いてドラフト1位選手を予想してみたいと思います。

日本ハムファイターズの現状

近年、ドラフト戦略がうまくいかず歯車が外れたように低迷し続けている日本ハムファイターズ。2016年の日本一を最後に低迷し続け、今年で5年連続Bクラスの2年連続最下位中で、まさに最弱球団にまで転落した球団である。2016年は2005年よりGM補佐であった吉村浩氏がGMに就任した年で、最弱にした戦犯の一人でもある。昨年から稲葉篤紀氏がGMに就任している。今オフは、ポスティングシステムを容認した上沢直之投手に、FA宣言するか注目を集めている加藤貴之投手の2投手の去就の可能性があり、伊藤大海投手を入れた3本柱の2本を同時に失う可能性がある。

来季の先発投手は!

今オフは3本柱の上沢直之投手、加藤貴之投手が抜けることを想定して、来季の先発陣を考えてみる。まず伊藤大海投手、残留するポンセ投手に、今年100イニング以上投げた上原健太投手の3投手を柱にローテーションを組むとみられ、この他に金村尚真投手、北山亘基投手、根本悠楓投手、田中瑛斗投手、ロドリゲス投手と鈴木健矢投手も入れたローテンションが考えられ、今年1軍マウンドで経験・実績をそれなりに築き上げた投手で、来季への飛躍が期待できる若手投手たちが存在する。また、先発として新外国人投手の加入も予想されるため、是が非でもドラフト1位は投手ではなくても良い現状である。

来季のスタメン選手は!

来季のスタメン選手をあげる前に前回日本一となった2016年の主な打順を以下に記載する。

1番・西川遥輝
2番・近藤健介
3番・大谷翔平
4番・中田 翔
5番・田中賢介
6番・陽 岱鋼
7番・レアード
8番・大野奨太
9番・中島卓也

このように上位打線から7番までは長打もあり打てる選手が揃っている。では、2023年の主な選手を以下に挙げると

・野村佑希
清宮幸太郎
・万波中正
・マルティネス
・奈良間大己
・上川畑大悟
・伏見寅威
・松本 剛
・郡司裕也

となり、長打を期待できる選手も少なく打てない選手が揃っており、万波中正選手と清宮幸太郎選手以外はあまり期待が持てず、それ以外の選手が来季、飛躍的に成績を残せるかは正直皆無で打てる即戦力野手は必須事項と言える。

今年のドラフト候補は!

新庄監督が「何人いても困らない」と投手獲得を希望したようで、確かに新庄監督が言っているように投手は何人いても困らない。また今年の大学生投手たちは例年に比べてレベルの高い投手が揃っており、その投手をみすみす手放すのが惜しいのも実情である。ただ、久しく出てこなかった長打力もあり打てる即戦力野手である度会隆輝選手(ENEOS)を指名しないのも現状のチームを考えるととても惜しい。

ドラフト1位は?

大渕隆GM補佐兼スカウト部長が「ドラフトは中長期の指名をするもの~」また、球団幹部は「基本は能力が一番。今年のナンバーワンの投手。~」ということで、ズバリ前田悠伍投手(大阪桐蔭)。ドラフトは中長期の指名ということで即戦力とは限らないと読み取って、U-18の韓国戦や決勝の台湾戦で登板した内容を踏まえ、現大学投手の能力と前田悠伍投手の4年後を想定した能力を比較してナンバーワンの投手と考えた。大学生投手のスピードボールはさすがにレベルが高く、4年後の前田悠伍投手がこのスピードボールを投げられるかは不明だが、教えて投げられるものでもないストレートとチェンジアップの腕の振りが同じで、チェンジアップで空振りを取るシーンをよく観た。また壮行試合でも大学生相手に同様なシーンを観ており、レベルの高い大学生相手にも通用することを証明したのを踏まえると十分にナンバーワンの投手と言え、ドラフト1位と予想する。

外れ1位は?

ここは個人的な希望で、「来季のスタメン選手は!」で述べた通り、即戦力野手が必須と考えるのでENEOS・度会隆輝選手を推す。指名されていれば上田西・横山聖哉選手。2巡目の最初の球団でもある中日がこの横山選手を指名する可能性が高いため、好素材の野手はなかなか毎年出てくるものではないので1位でも十分な選手と見ている。この二人とも取れなければドラフト失敗と言っていいほど日本ハムファイターズにとって今年のドラフト注目選手と見ている。投手を指名するなら古謝樹投手(桐蔭横浜大)。大学日本代表に選出された投手が中心にドラフト1位指名されると予想し、その中で二人いいなと思った投手の一人。線も細くまだ未完成な身体で出所が見えずらい投球と柔らかさがとても良かった。現能力でも十分だがまだまだ上積みが見込めるだけのものもあり楽しみな投手でもある。

日本ハムファイターズの現状は下位を打つような選手ばかりが集まっており、上位打線を打つ選手が少ないと感じている。また、近年は魅力を感じない中途半端な選手の指名が続いており、久しぶりに期待したい野手の指名をしてもらいたいと願う。さて、誰を指名するのか?どうなる?